始業式の始めに,今学期も大宮の子どもが大切にしている3つのめあてを確認しました。『え』「笑顔であいさつ」『す』「進んで勉強」『や』「やさしい気持ちでみんなのために」の3つのめあてを『いつでも』『どこでも』『誰とでも』できるように,みんなで一緒に取り組んでいきたいと思います。
おおみやっ子にとって,きっと楽しい夏休みだったと思いますが,しっかりと勉強もできたでしょうか?校長先生が尋ねてみると,うなづく子と・・・?
校長先生も夏休みに学びました。そのうちの二つを紹介します。
大宮にゆかりのある石井十次さん。その石井十次さんに学ぶ会の人権講演会が7月22日(日)に開かれました。石井十次さんが親のいない3000人もの子ども達を育てたことは,広く知られています。十次さんと同じ様に,親と一緒に暮らせない子ども達を育てた南野育生園の叶原土筆園長先生のお話を伺いました。
叶原先生は,長い人生で大切なこと,それは,「人との出会い」と「その出会いに感謝をする気持ち」と言われました。その『出会い』と『感謝の気持ち』が自分自身を豊かにしてくれるのだそうです。いろいろな経験をしないと,その言葉の意味は分からないかもしれませんが,おおみやっ子にも,「出会い」と「感謝」を大事にできる人になってほしいと感じました。
そのためには,どうすれば大事にできるでしょう?・・・叶原先生の答えは,『あいさつ』と『返事』でした。「あいさつ」と「返事」を「元気に」「きちんと」できることが『出会い』をよりステキなモノに,そして素晴らしい関係ができ,豊かな人生につながっていくのだそうです。大宮小のめあてでもある『笑顔であいさつ』と同じなのですね。これからもみんなで取り組んでいきたいと強く思いました。
様々な機械や道具,ロボットなどは,いろいろな命令,プログラムによってコントロールされています。近い将来には,小学校でも,当たり前にプログラミング学習をしていくようになるようです。
「こんなものにもプログラミングをしてみましたよ。」と,おおみやっ子の頭上にドローンを手動で操縦して旋回して見せました。
「誰かやってみたい人?」と,声をかけてみましたが,操縦はちょっと難しそうだと思えたのか手が挙がりません。そこで,2年生に,チャレンジしてもらいました。と言っても,あるボタンを押してもらうだけ。『サークル』と書かれたプログラムされたボタンを押してもらうだけです。すると,ドローンが自動的に上昇し,回転し,着陸しました。適切なプログラムがされていれば,誰でも飛ばすことができるのですね。
私たちの未来は,先が読めない不安もありますが,それよりも「わくわく」であふれているんじゃないかと,校長先生は夏休みに感じることができました。
hhhhh
hhhhh
さあ,みなさんの2学期にも様々な出会いがありますよ。出会いは,人とだけではありませんね。夏の水泳に続いて,陸上競技,6年生は修学旅行,他校の友だちとの出会いもあるでしょう。ダンスもそうですし,2学期の新しい学習も。一つ一つの「出会い」を大切にして,実りの多い2学期にしていきましょう。